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オーストラリア大学院のgpaが足りない!3つの解決法とは?

パズルの写真

オーストラリアの大学院には基本的に入学試験がないため、合否は大学の成績と英語力で決まります。

しかし「日本での成績が留学にそこまで影響すると知らなかった」「大学ではいい成績が取れなかった」という方もたくさんいるようです。

オーストラリアの大学院ではCredit(良好)以上の成績を求められることが多く、レベルの高い大学となるとさらに高い成績が求められます。

それでは希望大学の入学基準の成績(GPA)を満たしていない場合はどうすればいいでしょうか?今回はGPAが足りない方が大学院に入学する方法についてお伝えします。

目次

1. 大学院準備コースに通う

一番人気で簡単な方法は、大学院準備コースとされているgraduate certificategraduate diplomaなどに通うこと。

この2つのコースは大学院より入学条件(GPA、英語力、職業経験など)が低いため、大学院の入学条件を満たさなかった場合でも入学できる可能性があります。そしてコース修了後は上位の学位に進むことが可能です。

大学院準備コースで学ぶ内容は、大学院コースの基礎分野の科目や、大学院で学ぶために必要な英語力の習得が主となっています。

大学院で学ぶ科目の一部を学ぶことになるので、大学院に進学した場合はその分修士課程の期間を短縮できます。

その結果、大学院に直接入学した場合と同じ期間で卒業できるケースがほとんどです。(多少長くなる場合もあります)

ただし、すべての学校でこのような大学準備コースが用意されているわけではないので注意しましょう。

graduate certificateとgraduate diplomaの違いは?

大学院の準備をするためのコースという意味では、graduate certificateとgraduate diplomaはどちらも同じです。そのためコースの両方を提供している大学は少なく、ほとんどの大学は片方だけを提供しています。

しかしgraduate diplomaの方が学位が高く、入学条件もより厳しいです。

graduate certificateとは

graduate certificateとは大学院の導入部分のような学位で、graduate DiplomaやMasterに進むためのステップとも言えます。通常のコース期間は6ヶ月で、上位の学位よりも短期的に実践的なスキルを習得します。

現在Postgraduate DiplomaやMasterへ行くための成績が足りなくても、Graduate Certificateコースを修了することで進学できる場合があります。また「大学院に行くべきか迷っている」という人が、本格的なコースを始める前にgraduate certificateで試すこともできます。

日本では認められない学位であるため、学位取得のためよりは上位の学位に進むために通う人がほとんどです。

graduate diplomaとは

graduate diplomaとはPostgraduate Certificateの次の段階に当たる学位です。
通常のコース期間はフルタイムの就学で1年ほどで、学術的な知識と実践的なスキルの両方を身に着けることができます。

Masterの入学条件が満たない場合、graduate diplomaを修了することでMasterに進学できる場合があります。ただ、graduate diplomaの入学条件はmasterと同じくらい高いことが多いです。

こちらの学位も日本では認められないものですが、「大学院に行きたいけど早く就職もしたい」「大学院はお金がかかる」というオーストラリア人にも人気です。

2. 関連した就業経験を得る

学科に関連した終業経験を得ることで、GPAを満たさなくても入学が可能になる場合があります。

オーストラリアでは大学を卒業して数年たってから大学院に入る人や、大人になってからキャリアチェンジをするために修士で学ぶ人がいます。

関連した業界でフルタイムで数年働き、その分野で十分な知識とスキルがあると証明できた場合、優秀な成績で学位を取得したのと同じ扱いをする大学もあります。

実際に大学の学位が無かったものの、10年以上の日本での豊富な就労経験が認められ、大学院に入学が認められた学生のケースがありました。

そのため大学院入学の際には他の証明書とともに履歴書の提出が義務付けられている場合も多いです。

この方法は、最初に述べた大学準備コースに通う方法よりは時間も労力もかかります。また就業経験を得たとしても、必ず希望の大学院に入学できるという確証もありません。

しかし日本で働いてからオーストラリア留学に来る方など、就業経験がすでにある場合は可能性があるかもしれませんので、お問い合わせいただければと思います。

3. その他の方法

並外れた経験やスキルを持っている場合は、GPAが足りなくても入学できる可能性があるようです。

しかし有名なスポーツチームに所属している、特別なボランティア活動や課外活動をした実績があるなど、大学を納得させるだけの強いアピールが必要となります。

ただしこの方法は裏口的な入学方法で、具体的な基準もありません。さらにかなり確率が低くなってしまうため、上記で紹介した2つの方法のどちらかを選ぶのが得策でしょう。

大学院に合格できるか不安なとき

日本の大学でのGPAの計算方法が分からず、希望の大学院の入学条件を満たすのかが分からないというお問い合わせをよく聞きます。

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