18歳でオーストラリアに渡航し、語学留学、大学留学、大学院留学を経験された土屋 旭さん。
今回は約5年間の留学生活を振り返って、会計コースでの学びや授業外の過ごし方などを伺いました。
・Navitas English 進学英語コースを卒業
・グリフィスカレッジでDiplomaを取得
・グリフィス大学のBachelor of International Businessコースに二年次編入
・グリフィス大学のMaster of Accountingコースに在学中
オーストラリアの留学を決めたきっかけ
日本の大学は「人生の夏休み」と呼ばれることもありますよね。
センター試験などの大学入試のために必死で勉強して、在学中はそこまで勉強しない人も多いと思います。
それなら、大学入試のためにする勉強には意味があるのかと疑問に思うところから始まりました。
海外の大学は日本とは真逆で、入学するのは簡単でも、在学中の勉強が大変なので無事に卒業するのが難しいほどです。そこで、海外の大学の方が自分の時間を有益に使えるのではと思いました。
留学先としてはアメリカ、カナダ、オーストラリアの3つから考えていました。最終的にオーストラリアに決めたのは、日本と気候が似ていて、時差も少なく、銃規制があるため治安がいいからです。
両親も留学に積極的で、「まずはやってみないと分からない」と言って支援してくれました。
グリフィス大学に決めた理由
Navitas Englishにいた時、最初はブリスベンで学んでいたのですが、コースが進んだことでパースに移りました。
しかし実際住んでみるとパースが好きではないことに気がつき、ブリスベンに戻りたくなったので、ブリスベンにキャンパスがあるグリフィス大学に決めました。
また、Navitas Englishで出来た友達がグリフィス大学に進学していたことも後押ししました。大学で友達がゼロの状態からスタートするよりは、2-3人でもいれば大きな支えになると思ったからです。
グリフィス大学で学ぶ国際ビジネスコースの内容は?
グリフィスカレッジでディプロマを学んでから、グリフィス大学の2年次に編入してBachelor of International Businessを勉強しました。
International Businessコースではビジネスの基礎を幅広く学び、会社に関する法律やお金の動き方、会社が海外進出際に重視する点などを学びます。
同じ商品でも国が違えば売れ方や戦略が異なり、どの国なら可能性があるのかといったケーススタディも行いました。
授業の中で特に記憶に残っているのは課題で行ったプレゼンテーションです。グループごとに国を指定され、その国の国民性や動向などをスコア化し、最適なビジネスの進め方などを考えました。
国によってはクオリティよりも値段の安さを重視したり、交渉するときのやり方なども異なります。
クラスには様々なバックグラウンドを持った人たちが多かったので、いろいろな意見が出て面白かったです。
また会計の授業もあり、学んでみると興味が沸いたので、のちに会計のマスターコースに進学するきっかけにもなりました。
クラスメイトの国籍は留学生が多く、その国籍もばらばらという感じでした。
グリフィス大学で会計のマスターコースを学んでみて
会計コースは想像していた通り、ずっと数字と向き合っているという感じです。
技術の発展に伴い、会計は専用のソフトウェアを使って行われるので、その使い方や数値の入れ方や、会社に関する法律などを学びます。
バチェラーコースと比べても実践的なことが多いと感じます。
ネイティブの割合は国際ビジネスコースよりも少し多いかなという感じですが、留学生の方が多く7-8割はインド系です。
日本人はほとんど見かけず、キャンパスを歩いていても滅多に会いません。
会計コース卒業後はCertificateが取得できるので、現地就職したいと思っています。
オーストラリア留学して楽しかったこと
オーストラリアはとても住みやすく、日本食レストランも多いので不自由していません。
また大学の野球クラブに参加し、現在は副部長をしており、そのおかげで充実した毎日を送っています。
元々日本で野球をしていたのですが、オーストラリアに来てからは続けるつもりがなかったし、そもそもオーストラリアでは野球が有名ではないと思っていました。
でも実際に来てみたら大学内に野球クラブがあり、街でもクラブチームがあります。オーストラリアでも、やろうと思えばどこでも出来ると知りました。
大学の野球クラブは多くの友達と知り合うきっかけとなり、オーストラリア人の彼女とも出会いました。
付き合ってから2年が経ち、彼女とその両親と暮らしているのですが、日常生活も英語縛りとなるので、英語力も格段に上がったと感じています。
オーストラリア留学で苦労した経験
自分では英語力が伸びていると思っていましたが、ネイティブと話すと思ったより話せていないと気が付きます。
相手が若いと若者言葉を使うので、意味が分からなかったこともありました。
日本で習う英語と、オーストラリア人と話してて使う英語は全く違うので、現地の人と話すのは大切だと思います。
今後学びたい人へのアドバイス
私がグリフィス大学でInternational Businessを学んだ時は、とにかくビジネスを学びたいという気持ちが強く、具体的な専門分野が決まっていませんでした。
しかしInternational Businessは非常に幅が広い分野なので、バチェラーコースを卒業した後に会計やファイナンスのマスターコースに進むなど、専門分野に進学することもできます。
そのため、最初は広く学んで興味を探求したいという人にもおすすめのコースです。
会計士になるにはもちろん、数字を使って仕事をしなければいけません。しかし、もし数字や計算が苦手でも会計士になりたいという強い気持ちがあれば大丈夫だと思います。
自分自身、会計士としての経歴は全くありませんでしたが、しっかり勉強すれば授業についていくことができます。
大学の外での活動として、ぜひおすすめしたいのはスポーツをすることです。
スポーツをすれば、勉強やバイトの息抜きになるし、友達ができるので交流の場が広がります。勉強ももちろん大切ですが、勉強の以外での過ごし方を充実させることで、楽しい留学生活ができると思います。
特に野球などのアジア圏で人気のスポーツであれば、アジア人のほうが経験者がいたり上手であることが多いです。
現在、グリフィス大学の野球クラブでは部員を募集していて、経験値が低い人や初心者でも歓迎しています。
他のクラブも初心者でもウェルカムな雰囲気のところがほとんどなので、思い切って参加してみるといいですよ。
留学エージェントをKOKOSに決めた理由
KOKOSを知ったきっかけは、親がKOKOSの留学無料相談の広告を見つけたことでした。
実際に留学相談してみるとカウンセラーの方もとても話しやすく、話を親身になって聞いてくれたのが好印象でした。
KOKOSに留学サポートをお願いすることを決めた理由は、提案してくれる選択肢が多かったからです。
自分の望むキャリアに対して、たくさんの学校やコースを提案してくれたのがよかったです。
KOKOSから一言
語学留学から大学院留学まで、若くして渡豪され着実にステップアップされている土屋さん。
コースの内容や留学での経験はもちろん、留学生活を楽しむための秘訣までとても為になるお話をありがとうございます。
オーストラリアでのこれからのキャリアも応援しております。
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